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2020/05/16

スリランカ全土を挙げてのお祭り『ウェサック』は夜に盛り上がる!

スリランカ人の70%を占める仏教徒のお祭り


コロンボ不動産です。



スリランカでは毎月満月の日はお休みです!


↑嘘のような話ですが、


仏教徒にとって満月の日は

ポヤデーと呼ばれて

お寺に参拝する特別な日なのです。



ちなみにポヤデーには、

どこに行っても酒は売ってくれません。

レストランでもこの日ばかりは酒が出ません。


我慢できない酒好きたちは

前日までに酒を買い込んで家飲みする

これまた特別な日になります。



ところで満月の日が祝日だとすると

少なくとも年12日は休みになります。


ちょっと古いですが国別の年間祝日数を

調べたデータがあるのでご覧ください↓↓↓


http://www.mercer.co.jp/newsroom/2014-global-public-holiday-entitlements.html


すべての国が対象になっているわけではありませんが

栄えある第1位はインドの18日。

日本は15日で第3位みたいです。


でもこれ、、、


スリランカは調査対象に入っていないのです。


スリランカはポヤデーだけで12日。


その他にタミール系の祝日や

キリスト系のクリスマスなど

カレンダーに書いてあるすべての祝日を数えてみると。。。


なんと28日!


これってダントツの世界一なのでは!?



ウェサック祭

さてポヤデーに話を戻します。


毎月のポヤデーのうち、5月は特別な意味があります。


お釈迦様の生誕、悟り、入滅が同じ月だった

ということに由来して、5月の満月は

ウェサック(もしくはヴェサック。Vesak。シンハラ語で5月)祭として

スリランカ各地でお祭りが繰り広げられます。


なかでも盛大なのがコロンボのベイラ湖のほとり。


昼間のこんな風景が、


夜にはこうなります。


通りに出てみると、ものすごい人出です。

 

老略男女問わずで、遅い時間にもかかわらず

子供や女性も多いのは特別な日だからなのでしょう。



ダンサラで徳を積む

ウェサックの期間中、あちこちに長い行列ができています。


個人や団体が食べ物や飲み物を無料で提供しているのです。

(昼間の写真)

ダンサラといって、施しをすることで徳を積む、

という仏教の精神に基づく習慣です。


ちなみに上の写真の長い行列の先は

とある大手複合企業のヘッドオフィスで

スリランカカレー数万食が提供されるそうです。



通りのあちこちにはランタンが美しく飾られています。



お祭りらしく露店もありますね。


子供が好きそうなおもちゃも。



ベイラ湖のほとりも人であふれかえっています。


湖面に映るランタンの明かりが美しい!!



ギャンガラマヤ・テンプル

そしてここはベイラ湖に突き出した

ギャンガラマヤ・テンプル。


ここも美しく飾られて多くの人々が参拝に訪れています。


次々と参拝者(と観光客)が訪れています。

ここは信心深い仏教国なんだな・・・

というのをしみじみと感じますね。




ウェサック祭は毎年5月の満月の時期に

3日間にわたって開催されます。


夕涼みがてらに・・・


という雰囲気では全然なくて、

超暑くて歩き回ると汗がだらだら流れてきますが

スリランカの文化を知る貴重な機会と思います。


チャンスがあればぜひ出かけてみてください!

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