体験 2024/07/23
こんにちは、タクシードライバーのサミーラです。
今回は、紅茶飲料のCMでも登場した人気の紅茶列車の乗り方と観光のポイントを紹介します。
キャンディやヌワラエリヤは有名な紅茶の産地で、紅茶畑がたくさんあり、その中を列車が走る風景はとてもフォトジェニックです。
以前は列車に乗る観光客はそれほど多くなかったのですが、メディアで紹介されるようになって、写真家や鉄道ファンだけでなく、世界中から大勢の観光客が紅茶列車を目的にくるようになりました。
多くの人はキャンディから乗車しますが、キャンディからヌワラエリヤまで列車で5時間くらいかかるので、これだと時間がない人は大変です。
また、紅茶畑が見られるハイライトはヌワラエリヤに近づいてからたくさんあるので、それまでずっと列車に乗っているとちょっと退屈かもしれません。
僕がおすすめなのは、ヌワラエリヤのナヌオヤ(Nanu Oya)駅からキャンディ方面の列車に乗る方法です。キャンディ駅よりも空いていることが多いから、当日でもチケットが買いやすいです。
また、ナヌオヤ駅を出てすぐに紅茶畑のハイライトが始まるので、時間がないけどちょっとだけ列車に乗りたい、でも一番いい景色が見たいという人は、ナヌオヤ駅から数駅だけ乗って途中の駅で降りたら、あとは車で次の目的地へ移動すると時間も節約できると思います。
まずはチケットを買います。
チケットは1等車から3等車まであります。1等車は日本の新幹線みたいな椅子で、3等車は硬い椅子です。
ナヌオヤからキャンディまでの1等車は1人1000ルピーでした。
列車の等級によって車両が違うので、駅員さんに自分のチケットを見せると乗車位置を教えてくれます。
列車はちゃんと時間通りにくることも多いので、出発時間よりも早めにきて待っている方が安心です。
駅の周辺や列車のホーム、列車の中でもお菓子やおつまみ、飲み物を売っています。
1等車は窓が開かないことが多いので、そうなると椅子に座って窓から写真を撮るのは難しいです。
そんなときは、車両の連結部分の乗車口のところへ行くといいです。ただし、乗車口にはドアがないので落ちないように気をつけて。
ナヌオヤ駅を出発して30分ほどで、紅茶畑の景色が広がります。
2等車や3等車は窓を開けて写真を撮る人が多いみたいですね。
基本的に停車駅の放送がないので、途中で降りる人は自分の降りる駅名を確認しましょう。
今回はハットン(Hatton)という駅で降りました。ナヌオヤからハットンまでは1時間半くらいです。そのまま乗っていると列車はキャンディまで行きます。
列車に乗った日は少し雨が降って曇っていましたが、晴れていると青空と紅茶畑の緑のコントラストが本当にきれいです。
みなさんもぜひ紅茶列車体験をしてみてください。
INFOMATION
【チケットの料金】
Nanu Oya〜Hatton ファーストクラス : 1人1000ルピー
*チケット購入は現金
【所要時間】
2〜5時間
*2017年5月時点