グルメ 2024/05/13
スリランカの名産品といえば、有名なのが紅茶。
スリランカへ行ったことがない人にも、スリランカ=紅茶は結構認知されているようなので、迷ったときのお土産にもぴったりです。
お土産購入で人気のスーパーマーケットは、定番ブランドの紅茶をはじめ、スパイスやスリランカのお菓子なんかも売っているので、色々買いたい人にはオススメですが、とにかく紅茶がほしい!色んな紅茶を見比べて1か所で効率よく買いたい!という方におすすめなのが、今回紹介するコロンボにある紅茶局のショップ(Sri Lanka Tea Board)。
紅茶局で扱っている紅茶は、すべてスリランカ政府認定の証のある紅茶。観光向けのぼったくりとか、偽物といった心配もないようなので安心だと思います。
外観はちょっと通り過ぎてしまいそうな感じで、実際初めて行ったときは本当に通り過ぎましたがw、ゴールロード沿いにあって、近くにはベアフットやギャラリーカフェといった人気観光スポットもあるので、意外と便利な立地だったりします。
中に入ると思ったよりこじんまりとした店内ですが、どこを見ても紅茶、紅茶と、スリランカのいろいろな紅茶が所狭しと並んでいます。
せっかくなのでスタッフの人に紅茶の説明とかおすすめを聞いてみることに。
ちなみに、こちらのスタッフの人は基本的には放っておいてくれますが(というか売る気なし?w)、聞けばちゃんと教えてくれました。個人的にはその方がゆっくり見ることができるので、押し売りされるよりはよいです。
まず目に入ったのが、瓶に入ったシルバーチップスとゴールデンチップスの紅茶。
茶葉の先端にある芯芽をそのまま乾燥させたものがシルバーチップ。
シルバーチップに紅茶液をかけて発酵させたものがゴールデンチップ。
収穫量が少ないため希少価値の高く、スリランカ国内でも高級な紅茶として知られています。とはいっても、日本で買うよりは安いので、気になる方はスリランカでゲットするのがおすすめ。
味や香りは上品であっさりしているので、濃いめの紅茶が好きな人にはもしかしたらちょっと物足りないかも。
スリランカの紅茶産地別に飲み比べてみたい、という人に嬉しいのがこちらのセット。
左から、ヌワラエリヤ、ウダプセラワ、ディンブラ、ウバ、キャンディ、サバラガムワ、ルフナと、7大産地の紅茶が少しずつ試せます。中身はティーバッグになっているので便利。
ちなみに、産地別の説明や比較についてはこちらの記事にまとめています。
ちょっと変わった紅茶を試してみたい人にはTEALIA。
TEALIAは2001年に設立された比較的新しいメーカーで、おしゃれでかわいいパッケージは若い女性を中心に人気急上昇中。ヨーロッパやアジアでも販売しているそうです。
フレーバードティー の種類も多く、この日はストロベリーやマンゴー、ココナッツチョコレート!なんて初めて見るフレーバーもありました。
こちらは人気メーカーのTEA TANG。
中身はティーバッグではないのでバラマキ土産には不向きですが、紅茶の味がわかる本格派の人へのお土産にはいいかも。なんといってもカラフルな缶が可愛くて、店内でも目立っていました。
世界的にも有名なディルマ。
スーパーでもよく見かけますが、紅茶局は比較的種類が揃っているように思います。 スタッフの人曰く、迷ったらとりあえずディルマを買っていく人が多いそうです。
そして、ディルマとともにスタッフの人におすすめされたのが、ムレスナの紅茶。
美味しいのはもちろん、いろんな山地や等級、フレーバーごとに小箱に入っているので、お土産にも人気なんだとか。
ちょっとレトロでカラフルなデザインもおしゃれです。
いつもスタンダードな紅茶を買うこと多いので、今回はTEALIAのフレーバードティーを買ってみました。
が、お土産の数が足りず、結局自分の分もあげてしまい飲み損ねたのですが、友人からはパッケージが可愛いのでオフィスのデスクに飾っておいたら、ランチ後のティータイムが楽しみでテンション上がった!と好評でした。
スーパーで手に入るものもあるので、正直このためだけにわざわざコロンボの予定を入れるほどでもないかもしれませんが、もしコロンボ観光の予定があって、各メーカーの紅茶を見比べながら買い物したい人にはなかなか面白いと思います。
新商品もちょいちょい入ってくるそうなので、ぜひチェックしてみてください。