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口コミ 2017/07/02

アーユルヴェーダ タクシー

アーユルヴェーダ1泊体験「アーユピヤサ(AYU PIYASA)」

なおたんさんのスリランカ観光情報


こんにちは。

2016年年末に人生初のスリランカ旅行を楽しんできた、なおたんです。 


スリランカといえば

シーギリヤロック、遺跡、サファリ巡りなどと並んで

欠かすことができないのがアーユルヴェーダです。


本来アーユルヴェーダは治療を目的とした伝統医療で

最低でも1週間以上の滞在が望ましいとされていますが

そんなに時間取れない!1泊だけでも体験したい!ということで

そんなわがままを叶えてくれる良心的なリゾートを探してみました。


そして見つけたのが

日本人に大人気のアーユピヤサ(AYU PIYASA)。


アーユピヤサという名前は

“ロングライフ”を意味しているそうです。




アーユピヤサのホームページは日本語で安心

出典:AYUPIYASA HP


日本事務局の連絡先が載っていましたので

早速メールで問い合わせてみるとすぐに日本語で返信が来ました。

日本語でやり取りできるというのは嬉しいですね。


私は夫と一緒に宿泊し、ツインルームを予約したので、

1泊2日の料金は以下のようになりました。


27,600円 × 2名 × 1泊=55,200円

*2016年12月時点 


上記の料金には

3食(朝、昼、夜)、アーユルヴェーダ施術、ヨガ、カウンセリングが含まれており

私たちはこれ以外お金を使うことは一切ありませんでしたが

長期滞在する場合、途中でオプショナルツアーに参加する人もいるらしく

その場合は別途料金が掛かりますのでご注意ください。


また、1名で宿泊する場合は料金が異なります。

宿泊費は現地ではなく、旅行代理店PINKを通して事前に支払います。


私たちは銀行振込で支払いましたが

クレジットカードにも対応してくれるようです。




アーユピヤサへのアクセスは?


アーユピヤサに宿泊する際の注意点として、一つ大切なことがあります。


それはアーユピヤサが日本からのフライトが降り立つ

バンダラナイケ国際空港、及びスリランカ最大の都市コロンボから

遠く離れたところにあることです!


その距離、車で約3〜4時間。結構遠いですよね。


一つの手段としては、アーユピヤサに送迎を依頼することです。

片道12,000円で迎えに来てくれます。


日本のタクシーの感覚からすると格安なのですが

スリランカにしてはちょっと高い気がする…と思い

前後の観光の予定も踏まえ

私たちはスリランカナビに貸し切りタクシーを依頼することにしました。




いよいよアーユピヤサへ


さて宿泊当日

シーギリヤロックやジープ・サファリで野生の象を存分に楽しんだ後

いざアーユピヤサへ!


タクシーに揺られること数時間

ドライバーのニシャンタさんが

「アーユピヤサの正確な場所がわからないので、聞きながら探す」

とまさかの仰天発言。


Googleマップで見てみると

確かにアーユピヤサはどこぞの山の中にあるようです。


付近のお店で場所を聞きながら進むと

アーユピヤサは目立たない脇道をしばらく行った先にありました。

確かに夜だと少々分かりづらい。

無事に到着した時はほっとしました。



アーユルヴェーダのディナー


到着が夜遅かったこともあり、すぐに夕食をいただきました。


アーユピヤサで出される食事は植物性の材料を使った料理が基本で

魚が出ることはありますが、肉は一切使われません。

ベースとなるカレーに加え、様々な小皿料理が出されます。

それらを自分の好みに合わせてよく混ぜて食べます。


夕食には野菜のカレーに加え、パンケーキやマフィンのような主食がありました。

これに自分で混ぜたカレーをたっぷりと付けていただきました。 


スリランカのカレーと聞くと

日本人には辛いのでは?と不安になるかもしれませんが

そんなことはありませんでした。


確かに辛い小皿料理もありましたが、

苦手な人はそれをカレーに混ぜなければ辛くなりません。

野菜のカレーはとても優しい味で

日本ではお目にかかれない味でしたが、とても美味しく、

私は日本でも誰か作ってくれないかなぁと思いながらパクパク食べました。




アーユピヤサのお部屋は?


夕食後、長旅ですっかりクタクタとなった体を引きずるようにしてお部屋へ。


広い敷地の中にコテージタイプの部屋が点在しています。

私たちのコテージは2階建てで、2階部分にベットルームがありました。


荷物を持って上がるのは大変ですが、もちろんスタッフが手伝ってくれます。 


ツインルームのベッド。

葉っぱで書かれたWELCOMEの文字が可愛いです。


シャンプーやタオル、歯ブラシなど

基本的なアメニティは一通り用意されていましたが

パジャマは確かなかったので持って行くと良いと思います。


山の中にあるリゾートなので

気温は少し涼しいくらいで過ごしやすかったです。




アーユピヤサ1日のスケジュール


アーユピヤサのスケジュールは以下のように決まっています。

1泊でも長期滞在でも変わりません。


 6:00 起床 

 6:10 軽い朝食(ハーブのお粥)

 6:30 ヨガのクラス 

 7:30 朝食 

 9:00 朝のトリートメント 

11:00 自由時間 

12:00 昼食 

13:00 自由時間 

14:30 午後のトリートメント 

16:30 自由時間 

19:00 夕食 

22:00 就寝 




朝6時に起床し、ヨガと朝食へ

朝6時、眠い目をこすりながら起床し、食堂へ向かいました。

そこでまず出されるのがハーブのお粥。


ボーッとした状態で食べるわけですが、このお粥が美味しい!

どのくらい美味しいかというと

個人的には人生食べた中で最も美味しいと感じたお粥で

かなり衝撃を受けました。


日本のお粥とはまったく異なる味ですが

癖がなく、寝起きにぴったりのほっとする味。


思わず作り方を聞いてみたところ

数種類のハーブ、スパイス、ニンニクなどをよく煮込んであるとのこと。

すべての材料がすり潰され、お粥というよりもスープに近い感じです。

残念ながら自分では再現できそうにありません。



お粥を食べ終わると、皆おもむろに少し離れた場所へ移動。

そこで約1時間しっかりとヨガを行います。


クラスは英語で行われますが

先生の動きを真似れば良いだけなので

難しいことは特にありません。


ここで運動して完全に目が覚めました。

ヨガが終る頃にはあたりも明るくなってきます。 



ヨガで気分がスッキリした後は、朝食の時間です。


夕食と同様に自分で好みの味に調整して食べるカレーが振る舞われます。

好きなものを好きなだけお皿に取り、混ぜて食べるのがスリランカスタイル。


カレーの他にも

あんこに似たデザートと新鮮なフルーツの盛り合わせも楽しめました。

スリランカにはなんと20種類以上のバナナがあるそうです。




いよいよアーユルヴェーダ、まずはドクターとご対面

朝食後、まずは専門のドクターによる診断を受けます。


ここでは日本語で書かれた問診票に回答し

自分のドーシャ(体質)を把握します。


ドーシャにはヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)の3種類があり

問診票や脈拍の結果からドクターが診断してくれます。

私はピッタ・ヴァータと診断されました。 


本来のアーユルヴェーダは3泊以上滞在し治療を行うものですが

私たちの場合は1泊だったので簡易的な問診票に基づき

アーユルヴェーダの基本のトリートメントを体験するコースにすると説明されました。


診察室には様々な薬草が保管されていました。 


診察後、少し部屋でゆっくりし、いよいよ朝のトリートメントのスタートです。




アーユルヴェーダトリートメントのメニュー


私のトリートメントのメニューは以下の4種類でした。


シロダーラ       :温めたオイルを額にゆっくり垂らす

ハーバル・スチームバス :蒸したハーブの蒸気で体を温める

ネトラバスティ     :温めたバターで眼球を洗う

アビヤンガ       :オイルマッサージで体のコリをほぐす



日本人に特に馴染みがないのはネトラバスティでしょうか。


バターで目を洗って大丈夫なの!?とはじめはびっくりしますが

目の周りに小麦粉で練った土手を作りバターを流し込むと目がポカポカし

さながら目の温泉という感じでとても気持ち良かったです。

ネトラバスティをすると眼球の汚れがごっそり取れるので

終わった後は視界がクリアになります。 


余談ですが、私は普段まつ毛エクステを愛用しており

ネトラバスティでエクステが取れるのでは?

(まつ毛エクステはオイル厳禁のため)と心配になりましたが

なぜか1本も取れなくて良かったです。 


トリートメントのメニューごとに部屋を移動します。

こちらはシロダーラ専用の部屋。

窓からの景色を見ても、自然いっぱいなのがよく分かります。 


ハーバル・スチームバス用のサウナ。

この中に入り、20分程スチームを浴びます。

少し熱いので、熱過ぎたら温度を調整してもらいましょう。 


トリートメントが終わるとこんな服を着せてもらえました。

心なしか痩せたかも?




アーユピヤサは日本人率◯◯%!?

トリートメント後、昼食を食べていると

オーナーのサラットさんが挨拶に来てくださいました。


「こんにちは!アーユルヴェーダはどうですか?」とペラペラの日本語。

日本に留学していたのかと思ったら、そんなことはなく

独学で日本語を勉強したそうです。


そのため、アーユピヤサの宿泊客はいつの間にか100%日本人になったそう。

ご本人もなぜそうなったのか分からないと笑っていらっしゃいました。


私たちの滞在中も日本人率100%で

1人で宿泊している人もいれば、親子で宿泊している人もいました。


サラットさん曰く

私たちと同じ日に宿泊していた親子は年に3回

毎回1週間以上は滞在するとのことで、リピーターが多いそうです。


「次回はぜひ3泊はして治療を受けてみてください」とおっしゃっていたので

ぜひそうしたいと思います。 



午後のトリートメントは

女性はフェイスマッサージとパパイヤのパック

男性は背中もしくは足のマッサージを選べました。


長期滞在の人はトリートメントの代わりにオプショナルツアーに出掛けたり

部屋でお昼寝したり、本を読んだりと

皆それぞれゆったりとした時間を過ごしていました。




疲れを癒やした後は、コロンボへ


私たちは1泊2日の弾丸アーユルヴェーダ体験だったため

午後のトリートメントですべてのメニューが終了。


スッキリとした気持ちで

次の滞在地であるコロンボへと出発しました。 


今回、時間のない中でどうしてもアーユルヴェーダを体験してみたい!と思い

1泊2日というスケジュールを強行しましたが

やはり本来の目的である治療の効果を実感するためには

最低でも3日、できれば1週間以上の滞在が望ましいと感じました。


アーユルヴェーダには病気の治療だけでなく

精神を安定させる効果もあります。

山の奥で自然に囲まれてゆっくりと過ごす時間は

それだけでリラックス効果抜群の特効薬です。


私もすっかりアーユピヤサのファンになったので

時間を作って再訪したいと強く思いました。 


もちろん、今回の私たちのように

アーユルヴェーダをちょっと体験したいという人も

アーユピヤサは歓迎してくれます。


自信を持ってオススメできるリゾートなので

ぜひチェックしてみてください。





INFOMATION


【HP】

アーユピヤサ(AYU PIYASA)

http://www.ayupiyasa.com/index_j.html



*2016年12月時点

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