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体験 2024/06/07

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知られざる絶景!シーギリヤロックを一望できるピドゥランガラロック!

シーギリヤロックを臨む絶景の穴場!ピドゥランガラロックPidurangala Rock


グルメあざらしのyamaです。


今回はスリランカ観光で大人気のシーギリヤロックから近い穴場スポット、ピドゥランガラロック(Pidurangala Rock)を紹介します!


ピドゥランガラロック、、、?いや、シーギリヤロックしか興味ないです。


そう言わずにまずは、これをご覧ください。


そうです。 

このシーギリヤロックの景色を独り占めできる場所、それがピドゥランガラロック。


当然ながら、シーギリヤロックに登ってもシーギリヤロックを眺めることはできません。


日本人観光客はシーギリヤロックに行く人が圧倒的に多いようですが、各国の観光客の口コミや地元の人の話を聞いてみると、シーギリヤロックよりピドゥランガラロックの方が満足度が高かったなんて声がチラホラ。


ならば、シーギリヤロックまで行ったついでに、ちょっと寄ってみますか。

と、そんな簡単にこの絶景を見せてはくれないのがピドゥランガラロック。


正直、体力に自信のある方でないとおすすめできません。


良くも悪くも観光地化されておらず、整備も最低限なので、急な山道、いや岩?にもロープなんてものはなく、足を踏み外したらそのままおにぎり山のように転がっていってしまう、なんてスリリングな場所もあります。

僕も軽い気持ちで登ってしまったため、最後の方はここで足を踏み外したらリアルおにぎり山になるなと焦り、ソワソワそろーりと登りました。





ピドゥランガラロック登頂スタート


入り口はこんな感じ。


ピドゥランガラロックはお寺なんですね。

シーギリヤロックのように、ザ・観光地というよりも、地元の人も多く見かけました。


入り口を進み、右手にあるブースでチケットを買います。

ひとり1000ルピーくらいでした。


お寺なので、男性の極端に短いパンツや女性のノースリーブは良くないようです。

女性用にはカラフルなサリーの布を貸し出していました。


さて、はじめはこんな石段を登っていきます。


序盤の写真はまだまだ表情に余裕があります。


ただ飲み物を持ってこなかったことに気づく。

(これがのちに後悔となります)



自然いっぱいですね。


普段はずっと座って仕事をしているので、足がちぎれそうです。


すれ違うスリランカの人たちは裸足の人も多かったです。

神聖な場所だから裸足で登るのが正式なのかもと思いましたが、気持ちだけは神聖にしますので、岩ゴロゴロの山道を裸足でというのは許してください。


*注意その1*

歩きやすい足元で。ヒール靴なんて履いてきた日にゃ捻挫します。

岩肌は滑るので最後の方のロッククライミングは裸足になってもいいかもしれない。



少しひらけた場所に出ました。

ここまで15分くらい。まだまだこれからです。





ピドゥランガラロック前半はひたすら石段だった


シャワーを浴びたように汗だくで、顔から余裕がなくなっていきます。


息するだけで精一杯、普段の運動不足がモロに露呈。

とにかくひたすら前に進むのみ。


この石段はどこまで続くのか、、、もうすでに限界が近いです。

膝はガクガク、喉はカラカラ。


*注意その2*

飲み物は絶対に持参しましょう。

もし頂上で水を売ってたら1本1000円でも買います。それくらい水分を欲します。



前方に光が見えてきました。


そしてようやくひらけたところに寝そべっている仏像が。


登り始めてここまで30分くらい。

ここが頂上、、、なのか?


眼下に広がる広大な自然、壮大なパノラマ。

あれ?シーギリヤロックは、、、見えません。

良い景色だけど、思っていたのと違う。


*注意その3*

安全柵はありません。危険と隣り合わせです。うっかり足を滑らせないように。



良く見ると足元の岩に矢印が書いてありました。

あー良かった、良かった。


さて、ここからがいよいよ後半です。


*注意その4*

ここで終わり?と感じても更にその先があります。

まわりにいた観光客もここで終わりなのか?とキョロキョロしていました。





後半はリアルロッククライミング


ここからは石段ではなく、岩の間を縫うように進みます。

まさに道無き道を行くという感じです。


目印は、落書きのような矢印だけ。

まわりに人がいなければ、そもそも本当にこの道で合っているのか不安になります。


険しいだけでなく、横幅(腹周り)の制限もあるようです。

ギリギリ、、、セーフ。


この辺りでサロンを脱ぎ捨て登山モードに。


*注意その5*

ピドゥランガラロックは動きやすい格好で!

両手を空けるべくリュックまたは手ぶらがおすすめです。

首からカメラを下げていると登る際にガンガン岩に当たります。



そしてとうとうやってきました、ラスボスのロッククライミング。

写真左上の光が見えているところがゴールです。


ピドゥランガラめ、、、

ここにきて少年の心を持ってしても越えられない壁を用意してくるとは、、、


これ、どうやって登るか、と立ち尽くしていると、上から声が!


ヘイボーイ!

オレノ ウデヲ ツカミナ ヒキアゲテヤルゼ


と、上から降りてきた白人のムキムキマンが手を差し伸べてくれています。


す、、すみませんね。

85キロあるんですが大丈夫ですかね?


ノープロブレム サア ツカミナ


がっしりと手を握り引っ張り上げてもらいます。


ムキムキマンは上から降りてくるところだったので、堪えきれずに聞いてしまいました。

シーギリヤロックは本当に見えるんですか?と。


すると


モチロン!スバラシイゾ アトヒトイキダ


あ、あるんですね!この先に絶景が!

(実は本当に見えるのか半信半疑になっていました)



そしてロッククライミングを登り切ると、、、


突如パッと視界がひらけ、目の前には広大な森の海に浮かぶシーギリヤロックが。


これはーーー!すごい!


ピドゥランガラロックの頂上からは、シーギリヤロックを登っている人たちが行列を成している様子まで肉眼で確認することができました。


実は頂上といっても、もう少し上まで行けたのですが、そこは本当に急な岩斜面だったことと、ここでも充分絶景だったので、また次回ということにしました。

(疲れすぎたのか、ここが寺院だからなのか、「足るを知る」という言葉が自然と浮かびました)


ここまでの所要時間は45分〜1時間くらい。

降りる時間も考えると、全体で1時間半くらいみておくといいと思います。


ところで、このワンコたち。一体どうやってここまで来たのか。

話せるものなら聞いてみたかった。


そして、最後のロッククライミングを上から見た様子。

登ってくる人がいたらサポートしてあげてください。

持ちつ持たれつ、仏の心です。





ピドゥランガラロック総評


グルメあざらし的に、スリランカ観光のグルメ以外の部門では、このピドゥランガラロックがおすすめスポット暫定1位です!


ピドゥランガラロックは、ひとり修行僧のように登るのもいいですが、家族や友人と一緒に登れば、苦労を共にした結束感と頂上での感動も分かち合えるので、より一層楽しめると思います。


ただし、元気な子どもたちはアスレチックかロッククライミングみたいな感覚でいけそうですが、普段から運動不足のお父さんがいいところをみせようとして逆に足手まといに、、、


なんてことにマジでなりかねませんので、大人はこの記事でしっかりと予習してから行きましょう。


翌日の壮絶な筋肉痛を覚悟してでも、行く価値はあります!ぜひ!


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