スリランカナビ|Chie スリランカの観光ベストシーズンはいつ?各エリアの天候の特徴や服装もご紹介! 基本情報|SRILANKA NAVI

スリランカナビ

スリランカの観光情報ならスリランカナビ SEVENGARDEN GUESTHOUSE

MENU CLOSE

基本情報 2024/05/17

お役立ち情報 天気・天候 持ち物

スリランカの観光ベストシーズンはいつ?各エリアの天候の特徴や服装もご紹介!

エリアによってベストシーズンの異なるスリランカ


こんにちは!Chieです^^


海に囲まれた島国スリランカは、国土が北海道の8割程度と比較的コンパクトなので、はじめの印象は1年中暑くて、どのエリアも気温差はないと思っていました。


ですが、実際には2000m級の山々も有する高低差のある国土で、例えば、朝はインド洋のビーチ沿いのホテルで朝食とプールを楽しんで、夜は高原地帯のホテルで暖炉を囲んでディナーといったような、1日で夏休みとクリスマスの雰囲気(と気温)を両方味わうなんてこともできてしまうのです。


さらに、赤道付近から吹く南西モンスーンとペンガル湾から吹く北東モンスーンの影響により雨季と乾季に分かれるため、同じエリアであっても時期によって気温や天候が変わってきます。


今回は、比較的雨が少なく観光がしやすいと言われる時期をベストシーズンとして、スリランカの人気観光エリア(南西海岸、東海岸、北海岸、中央部、高原地帯)の特徴をそれぞれご紹介します。






南西海岸エリア


【ニゴンボ、コロンボ、ベントタ、ヒッカドゥワ、ゴール、ミリッサ、ヤーラ】


南西海岸の主な観光地には、ニゴンボ、コロンボ、ベントタ、ヒッカドゥワ、ゴール、ミリッサ、ヤーラがあります。

スリランカ最大の都市コロンボをはじめ、世界遺産のゴール旧市街やインド洋沿いのバワホテル、ベントタやヒッカドゥワなどでのマリンスポーツ、ミリッサのホエールウォッチングも人気です。

また、サファリで有名なヤーラは、地図上では東海岸に近いですが、アクセスはゴールを通っての移動が一般的なため、南西海岸エリアとセットで観光スケジュールを組むのがおすすめです。



ベストシーズン(オンシーズン)

11月下旬〜3月

晴天率が高く、気候も安定している。海風も穏やかなので、マリンスポーツにも最適。



穴場シーズン(オフシーズン)

7月〜10月上旬

雨季にあたる時期だが、スコールは夕方から早朝にかけて集中するため、一日中雨が降ることは少ない。日本の夏休みやシルバーウィークの期間でもあるが、全体的に観光客の少ない時期なので、人気のレストランやホテルが予約しやすいなどメリットもある。



注意したい時期

4月

一年で最も暑い時期。暑さに強いスリランカ人でさえ昼間はあまり外に出たがらないので、日中の外歩きにはあまり向かない。10月中旬〜11月中旬 雨季と乾季の変わり目で天候が安定しないことが多い。



気温

平均27℃

年間を通して大きな変化はないが、4月は連日30℃を超える猛暑日も多い。海岸沿いの朝晩は海風が涼しく、日によって体感温度が20℃を下回ることもある。 



服装

基本的に半袖でok

ただし、レストランやショッピングモールは冷房で寒いくらいなので、心配な場合は軽めの羽織りものがあると安心。海やプールでは日焼け止めとサングラス、コロンボやゴールの街歩きでは日傘がおすすめ。



主要なイベント

2月 独立記念日(スリランカ全土)

1日のみ。軍隊のパレードがあるためコロンボエリアの道路一部通行め。


4月 シンハラ・タミル正月(スリランカ全土) 

3日間。地元レストランは休業。観光向けレストランや土産店、スーパーは一部営業。寺院などは観光できる。


5月 ウェサック祭り(スリランカ全土) 

3日間。地元レストランは休業。観光向けレストランや土産店、スーパーは一部営業。寺院などは観光できる。


8月   ガンガラーマ寺院のお祭り(コロンボ) 

3日間。地元レストランも営業。


*イベントの期間や営業情報は過去の情報を参考にした目安です.






中央エリア


【シーギリヤ、タンブッラ、アヌラーダプラ、ポロンナルワ】


中央エリアの主な観光地には、シーギリヤ、タンブッラ、アヌラーダプラ、ポロンナルワがあります。

バンダラナイケ国際空港から車で4〜5時間の位置にあり、スリランカ全土の中でも1年通して、雨が少ないエリアです。

シーギリヤロックをはじめ、スリランカを代表する歴史的な世界遺産が多く集まるほか、サファリや気球体験などもできる大人気のエリアです。



ベストシーズン(オンシーズン)

1月〜9月

晴天率が高く、降水量も少ないので、観光名所をまわりやすい。



穴場シーズン(オフシーズン)

4月〜6月 

比較的観光客が少なく、ゆっくり観光しやすい時期。人気のヘリタンスカンダラマをはじめ、ホテルの予約が取りやすくなったり、運が良ければアップグレードやオファープライスも期待できる。



注意したい時期

3月・12月

比較的雨が多くなる。短時間のスコールのような雨がほとんどだが、1日中降ることもまれにある。


4月

猛暑になるため、外を歩く遺跡観光では帽子や日傘などあると良い。


8月・年末年始

年末年始はもちろんのこと、キャンディでペラ・ヘラ祭りが開催される期間も中央エリアをセットで観光する人が多いため、例えば、シーギリヤロックの頂上まで登る階段で渋滞が発生したり、各スポットのチケットブースが混雑したりなどが予想される。



気温

平均27℃

1年中暑く、日中は30℃を超える猛暑日がある。夜間は20℃前後まで気温が下がるため、肌寒く感じる日がある。






高原エリア


【キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラ、バドゥーラ、ハプタレー】


高原エリアの主な観光地には、キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラ、バドゥーラ、ハプタレーがあります。

スリランカの地図でいうと、真ん中あたりに位置する山や森林の多いエリアです。

キャンディの仏歯寺や高原列車(紅茶列車)が有名ですが、シンハラージャ森林保護区やホートン・プレインズ国立公園、アダムスピーク(スリパーダ)などの自然遺産も多く、特に長期休暇の取りやすい欧米人に人気のエリアです。



ベストシーズン(オンシーズン)

1月〜3月

年間通して、一番降水量が少ない時期。雨が降ってもスコールのような一時的なもので終わることが多い。



穴場シーズン(オフシーズン)

5月〜7月

比較的降水量が少なく、欧米からの観光客も少なくなるため、列車チケットや客室数の少ない人気ホテルの予約が取りやすい傾向がある。



注意したい時期

6月

台風が発生しやすい時期。特に、ヌワラエリヤ、ホートン・プレインズ、スリパーダといった標高の高いエリアの天候は変わりやすいので注意。


8月

ペラ・ヘラ祭りの期間は、国内外からキャンディ中心地の狭いエリアに人が押し寄せるので、ホテルは事前予約がマスト。


11月・12月

ヌワラエリヤやエッラなど標高の高いエリアは日本の初冬並みに寒くなる。夜は10度前後まで下がるため、セーターやジャケットなどの防寒具は必須。逆にホテル内は暖房が効いていて暖かいことが多い。



気温

平均16℃

日本の春に近い気候。朝晩は肌寒く感じる。



服装

基本は夏服でok

朝晩は羽織ものや長袖があると良い。11月12月は特に冷えるため、寒がりな人は厚手の服があると安心。ただし、ホートン・プレインズやスリパーダ、シンハラージャ森林保護区の観光は、山や森のトレッキングになるので、スニーカー(できればトレッキング靴)と長袖長ズボン(虫刺されやヒル対策、ケガ予防)を用意したい。



主要なイベント

8月 ペラ・ヘラ祭り(キャンディ) 1週間。中心地のレストランはすべて19時頃に閉店。


*イベントの期間や営業情報は過去の情報を参考にした目安です。







東海岸エリア


【トリコンマリー、ニラヴェリ、ピジョンアイランド、アルガム・ベイ】


東海岸エリアの主な観光には、トリコンマリー、ニラヴェリ、ピジョンアイランド、アルガム・ベイがあります。

以前から開発が進む西海岸に比べ、まだ観光客の少ない東海岸は、手つかずのサンゴ礁があり、トリンコマリー周辺はシュノーケルやダイビング、ホエールウォッチングなどの穴場スポットです。また、アルガム・ベイはサーフィンの世界大会が開かれたサーフポイントとしても有名です。

観光客向けの新しいホテルがある中心地以外は、小さな漁村や地元民に愛される寺院などののどかな風景が広がり、昔ながらのスリランカの生活や文化を感じられる注目のエリアです。



ベストシーズン(オンシーズン)

5月〜9月

晴天率が高く、気候も安定している。この時期のホエールウォッチングはクジラとの遭遇率が高くなる。



穴場シーズン(オフシーズン)

1月〜3月

雨の日が少なく、観光地も人が少ない。雨季に当たる季節だが、一時的な雨が多いのでタイミングを見計らえばマリンスポーツも楽しめる。



注意したい時期

12月〜2月

台風が発生しやすい季節。 海が荒れて、マリンスポーツには危険な時期。サーフィンを楽しみたいという方は、避けた方が良い。



気温

平均28℃

1年中暑く、日中は30℃を超える猛暑日がある。夜間は20℃前後まで気温が下がるため、肌寒く感じる日がある。服装 基本的に半袖でok オンシーズンは日差しが強いため、日傘や帽子、サングラスなど、熱中症対策には気をつけたい。






北エリア


【ジャフナ、エレファント・パス、キリノッチ】


北エリアの主な観光には、ジャフナ、エレファント・パス、キリノッチがあります。

バンダラナイケ国際空港から車で約8時間北上したインドに近いエリアで、地理的歴史的にタミル人の文化圏であり、シンハラ人やイスラム教徒の多い他のエリアとは異なる雰囲気が味わえます。



ベストシーズン(オンシーズン)

5月〜9月

スリランカの中で最も年間通して雨が少ないので、ベストシーズンが長い。特に6月7月はほとんど雨が降らない。



穴場シーズン(オフシーズン)

1月〜3月

年末年始からベストシーズンまでのこの時期は、降水量も少なく観光客も少ない。



注意したい時期

4月

ジャフナで最も猛暑になる月。最大40℃近くまで気温が上昇し、直射日光は暑過ぎてもはや痛いため、日傘や薄手の長袖などの対策は必須。また降水量が多く雷雨もあり、蒸し暑い日が続く。


7月・8月

ジャフナにある国内最大のヒンドゥー寺院ナルア・カンダスワミ寺院の祭りの時期は、観光客だけではなく、海外に出稼ぎに出ているジャフナ出身のスリランカ人もこぞって帰省するため、人が多く交通やホテルが混雑する。



気温

平均29℃

1年中夏日が続く。夜間も平均27℃なので、朝晩冷えることはほとんどない。



服装

基本的に半袖でok

暑く日差しもかなり強いので、日傘やサングラス、帽子などの熱中対策をしたい。タンクトップや半ズボンといった涼しい服装もよいが、寺院を観光する日は露出の多い服装にならないよう注意したい。



主要なイベント

7月・8月 ナルア・カンダスワミ寺院の祭り(ジャフナ) 25日間。


*イベントの期間や営業情報は過去の情報を参考にした目安です。




関連するコラム

  • 【2024年11月更新】スリランカの新型コロナウイルス最新情報(COVID-19)

    スリランカナビ事務局です。 この記事では、スリランカ旅行や観光をご検討中の方へ、スリランカにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に関する情報を随時更新してお届けしています。 掲載している各データは、主に公的...

    基本情報 詳しく見る

    お役立ち情報 旅行会社 大使館 空港 飛行機 新型コロナウイルス情報(COVID-19)

  • 2024年スリランカ観光ビザ取得方法

    1.電子渡航認証(ETA) ★オンライン申請可 2.入国カード (Arrival Card) ★オンライン申請可 3.パスポート (残存有効期間が最低6か月以上ある) 4.復路の航空券 (または第三国へ出国する航空...

    基本情報 詳しく見る

    空港 ビザ お役立ち情報

  • よくある質問

    Q:日本とスリランカの時差はどのくらいですか? A:3時間半です。日本が正午のとき、スリランカは午前8時半です。 Q:スリランカのベストシーズンは? A:その年によって多少気候は変動しますが、西側の乾季(オンシーズ...

    基本情報 詳しく見る

    お役立ち情報

ページトップへ戻る