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基本情報 2017/05/28

紅茶(セイロンティー)

3分で紅茶党になれる!セイロンティーの豆知識

世界有数の紅茶大国スリランカのセイロンティーとは


みなさんはコーヒー党?それとも紅茶党?


こんにちは、ときどき紅茶党になるABBYです。



スリランカへ来たら紅茶党の方はもちろん

コーヒー党の方も

「やっぱ本場は違うわー」

どこかで聞いたようなセリフをつい言ってしまう

これ、スリランカあるあるです。



今回は奥深いセイロンティーの世界を

ざっくりポイントだけご紹介します。

年とるとたくさん覚えられないですからね...


これを読めば今日からあなたも紅茶党(のフリができます)!



そもそも紅茶とは?


「日本茶」「ウーロン茶」「紅茶」

実は原料となるお茶の木は同じ


違いは発酵時間にあります。


摘み取った茶葉をどのくらい発酵させるかによって

水色(すいしょく)や香り、味わいが異なってくるのです。

出典:www.weeteacompany.com


不完全発酵 → 日本茶

半発酵   → ウーロン茶

完全発酵  → 紅茶


紅茶は完全発酵させることで

独特の水色と香り、渋みが生まれます。



美味しい紅茶を育てる「霧」


世界3大紅茶とは

アッサム(インド)、ウバ(スリランカ)、キーマン(中国)

この3つの産地で収穫された紅茶を指します。

*銘柄ではなく産地


お茶の栽培には熱帯(亜熱帯)気候が適していて

通称「ティーベルト」と呼ばれるエリアには

世界の紅茶名産地の多くが属しています。


出典:http://japan-tea-trading.co.jp/



また高品質の紅茶を生み出すには

昼夜の寒暖差が激しく霧の発生しやすい環境も重要。


この霧が紅茶独特の味わいと香りを引き出すのです。



スリランカは世界有数の紅茶大国


紅茶生産量ランキング

1位 インド(120万t)

2位 ケニア(43万t)

3位 スリランカ(34万t)


*中国は生産量192万tですが、その大半は緑茶で紅茶の生産量は減少傾向

*ケニアは2000年代に入ってスリランカを抜いた紅茶生産の新興国


紅茶輸出量ランキング

1位 ケニア

2位 スリランカ

3位 インド

*出典:「World tea production and trade Current and future development 2015」international tea committee


インドやケニアの国土や人口を考慮すると

スリランカにとっていかに紅茶が巨大産業なのかがわかりますね。



セイロンティー誕生秘話


今でこそ世界的に有名なスリランカの紅茶ですが

1840年代、当時スリランカを植民地としていた

オランダが始めたのはコーヒーの栽培でした。


出典:http://mysrilankaholidays.com/


しかし、イギリス統治に変わったのち

1860年代、ジャワ島からやってきた

サビ病によりコーヒー農園は壊滅的な被害を受けます。

*サビ病とは、葉を赤(錆色)に変色させ幹までも枯らせてしまう病気



この状況を目の当たりにした

ひとりのスコットランド出身の青年が

当時スリランカでは難しいとされていた紅茶栽培に取り組み

奇跡的に2年足らずで根付かせることに成功します。


彼こそがのちに「紅茶の父」「セイロンティーの神様」と呼ばれる

ジェームス・テイラー(James Taylor)


出典:www.pressandjournal.co.uk


テイラーは交配により病気に強い品種をつくり出し

瀕死のコーヒー農園を茶園として蘇らせ

スリランカに紅茶という新しい産業をもたらしました。


出典:www.ceylonblacktea.com


テイラーは生涯独身だったため

彼は紅茶と結婚した、といわれるほど

最期までスリランカの地で紅茶の普及に努めたそうです。



セイロンティーを一躍有名にしたリプトン


スリランカの紅茶が世界的に注目されるきっかけは

1891年のロンドン紅茶競売でのこと。


スコットランド出身の

トーマス・リプトン (Thomas Lipton)が所有する

ウバ地区のリプトン農園の紅茶が史上最高値をつけました。


出典:www.ruyc.uk


リプトンといえばみなさんも一度は飲んだことがあるはず

今やコンビニでもおなじみの世界的な紅茶ブランドです。


リプトンは、生産物は生産者から直接仕入れることをモットーに

成功を収めてきた商人で

「Direct from the Tea Garden to the Tea Pot」

(茶園から直接ティーポットへ)

というキャッチコピーを世界へ向けて発信。


出典:www.tching.com


リプトンはそれまで量り売りだった紅茶を袋詰めにしたり

ティーバッグの販売にも力を入れたりと

一般消費者にも受け入れられやすいかたちを提案し

紅茶の普及に貢献しました。



セイロンティーの産地と特徴


近年、「セイロンファイブカインズ (Ceylon Five Kinds) 」

と呼ばれるセイロンティー5大産地が見直され

新たに、ウダプセワラと、サバラガムワを加えた

7つの産地に分類されるようになりました。


出典:http://mysrilankaholidays.com/


紅茶は産地の標高や気候によって

水色や香り、味わいが変わってきます。


一般的に、標高が上がるにつれて薄い水色になり

香り高くブラックティー向けになると言われています。


1200〜1800m:ウバ、ヌワラエリヤ、ウダプセワラ

  600〜1200m:ディンブラ、キャンディ

      0〜  600m:ルフナ、サバラガムワ



100%ピュアセイロンティーの証「ライオンロゴ」


スリランカには政府が組織する紅茶局(Sri Lanka Tea Board)

という紅茶専門の機関があり

セイロンティーの生産量や品質などの管理をしています。


また、スリランカティーボードの基準である

・100%国内でパッキング

・100%スリランカ産の紅茶

を満たす紅茶には「ライオンロゴ」が発行され

パッケージなどに印刷されています。


出典:Sri Lanka Tea Board Official Web Site


お土産を買うときはぜひチェックしてみてくださいね。

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