Sigiriya Rock見学後

Geoffrey Bawa設計のHeritance Kandalama Hotelに行く予定でしたが

ドライバーのサミーラさんの提案で

Sigiriya Rockから近いSigiriya Village Safari Tourへ行くことにしました。

バワ建築については

Bentotaのバワホテル「AVANI Bentota Resort & Spa」に宿泊予定で

コロンボでもバワの居宅であったNumber11を訪問予定でしたので計画変更。

スリランカの田舎暮らしを体験できるらしいという期待です。

水牛の牛車に乗って牛使い気分

まず、ひとこぶ水牛が引く牛車に乗り込み、田舎の道を行きます。

牛使いのおじさんが掛け声だけで牛を誘導することに感心。

手綱を握って記念写真を撮らせてもらえます。

舗装道路から外れてでこぼこの田舎道に入っていきます。

日本人の標準体重の我々二人にプラスして体重104キロのサミーラさん

さらに時々牛使いのおじさんも乗っかるので

そういう時は総重量400 キロ以上になっているはずなのに

でこぼこ道をものともせず、ぐいぐい引っ張って行く水牛のパワーに感嘆。

ボートに乗り込み対岸へ

唐辛子畑を横目に見つつ

でこぼこ田舎道をえっちらおっちら行くうちに小さな湖に到着。

小舟に乗り込みます。

のんびり進むと緑の遠くにシーギリヤロックが見えます。

何ともいい感じの眺めです。

牛使いのおじさんが今度はボート漕ぎのおじさんに変身し

ハスの葉で器用に日除け帽子を作ってくれました。

ツリーハウスは見張り小屋

対岸に着くと地元の農家へ案内されます。

家の外、樹の上に畑の見張り小屋がありました。

昼間、畑の世話をした後

せっかくの作物が動物に食べられてしまわないように

夜はこの小屋で寝て番をするという事で

この危なっかしく見える小屋の中に寝床がありました。

ロハスな暮らしも結構大変そう。

水田の中でのんびり草を食んでいる牛や水牛を眺め

スリランカの田舎ののんびりした空気を満喫。

スリランカの伝統料理体験

家の中へ招き入れられ

牛の糞で固めてコンクリの床のようになっている土間に入ります。

働き盛のお母さんといった感じの女性が脱穀

赤い米のようなものを石臼で挽いてロティ用の粉にし

ココナッツを割り、中の白い果肉を器用にこそげ取っていくという

一連の料理のデモンストレーションをしてくれます。

私たちも真似事を体験させてもらいました。難しい。

田舎のかまどで焼くロティは薪の火起こしから始めます。

ポルサンボル（ココナッツのふりかけ）作りも実に手際がいい。

作りたての家庭料理ってどこでも美味しいものですね。

ここでいただいたのも

ホテルやレストラン出されるものより数倍美味しかった！

帰りはトゥクトゥクで

最後にバナナの葉を編んで屋根を作る作業をちょっと披露してもらい

トゥクトゥクで出発地点に戻りました。

ツアーの看板にsafariなんて文字が入っていますが

水牛と大トカゲ以外の動物に出会うことは余りないように思いました。

それよりSri Lankaのロハスな暮らしをちょい体験できたことが何よりでした。

スローライフ・スローフードを楽しみたい方は是非どうぞ！

INFOMATION

【ツアー料金とチップ】

ビレッジサファリ入場料：1人2,000ルピー

＊牛車＆ボートおじさんと料理披露のお母さんにチップを渡したので

総費用は2人で4,400ルピーでした。

【ツアー所要時間】

約2時間

＊2017年1月時点