グルメ 2024/04/18
NGOパルシックの高橋です。
スリランカには紅茶の5大産地※と呼ばれる有名な産地があります。
それぞれの産地で取れる紅茶は気候や標高
加工工程の違いなどでそれぞれの特徴があります。
その5大産地紅茶の一つがルフナ紅茶です。
ルフナというのは、現在使われている地名ではなく
紀元前にスリランカ南部に栄えたルフナ王国からきています。
他の産地に比べて標高が低く400から500メートルで
低地茶ともいわれたりします。
※最近は7大産地とも言われます。
さて、私が駐在していたデニヤヤは
ルフナ紅茶の産地として有名なところです。
自然世界遺産シンハラージャ森林の南側に接した緑深い地域です。
シンハラージャ森林では希少な動植物を見ることもでき
国内外からゲストが来る人気のトレッキングコースもあります。
この辺りはプランテーション(大規模な単一栽培の茶畑)よりも
家族経営で紅茶栽培をしている小規模農家が多く
畑の様子もなだらかな丘に広がる茶畑というよりは
なんだかワサワサと色々なものが生えています。
例えば、バナナ、ペッパー、パパイヤ、クローブの中に茶の木が植えられています。
ヌワラエリヤやウバの紅茶に比べると日本ではまだ認知度が低いルフナ茶ですが
スリランカでは生産量の6割近くを占めるほど人気のある紅茶です。
ルフナ茶の人気の秘密は深く美しい色合いと
自然な甘みとコクが感じられる点にあります。
味も香りもしっかりしているので
ミルクの風味にも負けないコクのあるミルクティーも楽しめますし
渋みも少ないので冷蔵庫で冷やしてアイスティーにするのもおすすめです。
*詳しくは・・・編集長ABBYが高橋さんに聞いた!
Par Marche(パルマルシェ)
*ソーシャルプロダクツアワード2014にて
ソーシャルプロダクツ賞および特別賞を受賞しました!