体験 2024/05/24
コロンボ不動産です。
塩味、ガーリック味、チーズ&オニオン味、バーベキュー味、
激辛味、サワークリーム味、トマト味・・・
ポテトチップではありません。
スリランカ名物 カシューナッツです。
『ロイヤルカシュー』、『ランクリスプカシュー』の大手2社が
いろんな味のカシューナッツを商品化しています。
量り売りをしてくれるので
少しずついろんな味を楽しむことができるのが魅力。
きちんとパックしてくれるのでお土産に持ち帰るのもいいし、
いろんな味を買い込んでビーチでビールのつまみにするのもGOOD!
ちなみにランクリスプカシューでは、100グラムで380ルピーから。(※2019年時点)
冒頭に激辛と書いたものは、『Devilled』とか『Hot & Spicy』の表示。
実は激辛というほど辛くはなくて"程よい辛さ” 。
いろんな種類を食べ比べてみましたが、個人的にはこれが一番気に入ってます!
カシューナッツはブラジルが原産で
ポルトガルが各地に広めた歴史があります。
スリランカもかつてはポルトガルの植民地。
その時期に生産が始まったと考えられます。
世界の生産量を見てみると、
1位コートジボワール、2位インド、3位ベトナム、、、
と続いて スリランカは世界第17位。
生産量だけで見るとたいしたことはなさそうですが
スリランカ産のカシューナッツは大粒で甘みが強いのが特徴。
国内消費だけではなく日本を含めた外国にも輸出しています。
ところでカシューナッツってどういう状態で収穫されるのでしょう?
これがなんとも摩訶不思議な形なのです。
柔らかくなったリンゴにいたずらで石をつっこんだような形ですが
これがれっきとしたカシューの実です。
赤い果肉に突き刺さったように見える種の
そのさらに中身がカシューナッツになります。
このカシューの木、うるし科の植物で
触るとかぶれてしまう人もいるそうです。
生産工程では、まず完熟して落果したものを
手作業で集めます。
果肉を分離してから、種子の中のカシューナッツを
取り出しやすくするために 高温加熱します。
これがその様子。
(さすがに大手の2社はこんな鍋は使っていないと思いますが・・・)
この後、殻をむいて味付けをして出来上がり。
ナッツ類の中でも
アーモンドに並んで高価な部類に入るカシューナッツ。
こういう生産工程の煩雑さも価格に影響しているのでしょう。
コロンボからキャンディーに向かう途中の
カジュガマ (Kajugama)ではカシューナッツの生産が盛ん。
国道沿いにはカシューナッツ売りの露店が並んでいます。
うら若きスリランカ女性たちが
通る車に”スマイル光線”を送っているのが目印。
コロンボからキャンディーへ車で移動の際は
このあたりで車を停めてご賞味あれ!
(出典:https://ianscyberspace.com/)
カシューナッツは他のナッツ類に負けず劣らず栄養価が高い!
亜鉛、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB6、カリウム
などを含みます。
豊富なビタミンとミネラルによる
「代謝促進」や「疲労回復」に効果があります。
暑いスリランカに暮らしていると、
髪や爪の伸びが早いような気がするんですが、
カシューナッツの新陳代謝促進の効果もあるのか!?
(根拠はありません。。。)
カシューは生食だけではなく、カレーにするのも
スリランカではポピュラーな食べ方です。
カシューナッツが高価なため
フィッシュカレーやダール(豆)カレーなどに比べると
若干高めの価格設定がされていることが多いですが
これまたなかなかの美味です。
ナッツ好きにはたまらな~い。
スリランカに行ったら是非スリランカ料理を習いたい (旅程を考えるとシーギリヤの近くで習いたい)と思っていたのですが シーギリヤ近郊の料理教室については ガイドブックやインターネットで見つけることができませんでした。...
体験 詳しく見るスリランカを象徴する動物といえば、象! 昔からスリランカにはスリランカゾウという野生のゾウが生息し 神聖な生き物として大切にされてきました。 一方で、植民地時代は密漁などの影響で 絶滅危惧種に指定されるほどまでに減...
体験 詳しく見るスリランカに到着した翌朝ニゴンボを出発し タクシーでシーギリヤ方面へ向かいました。 ダンブッラで寺院を見たあと ミネリア国立公園(Minneriya National Park)に向かいました。 到着したのは13時...
体験 詳しく見る